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トラウマから立ち直る方法!辛い記憶がつくられる仕組みとは

思い出すと憂鬱になる……。過去のトラウマに悩んでいる……。

あなたのその記憶は、作られた記憶かもしれません。

 

あなたは、過去のある時点の嫌な出来事が、ずっと今日まで続いているかのような錯覚に陥っていませんか?

それはもう終わったことなのです。

 

場所が変わっても、また同じことが起こると思い込んでいませんか?

自分が失敗するような選択肢を、自分からわざと選んでいませんか?

 

トラウマ繰り返し思い出すのをやめることで、和らげることができるのです。

 

トラウマが生まれる仕組み

 

人の記憶は、強制的に繰り返し思い出されるような状況では、「偽りの記憶」を生んでしまう性質があります。

しかしそれとは裏腹に、人は何度も思い出せば思い出すほど、「絶対に間違いない」という確信を自分の中でどんどん強めてしまいます。

 

ある事柄について、最初に思い出した時点から時間が経つと、思い出したことが正しい情報でも間違えた情報でも、頭の中では真実となってしまいます。

 

さらに、後になって「そういえばあの時……」と思い出したり、友達に悩み相談するときに「こんなことがあった」と、想起したりすることで追加された記憶は、事実と異なっていることが多いのです。

 

何度も繰り返し思い出すと、記憶が不正確なものになるという現象は、心理学的な実験や、事件の目撃情報を対象とした調査でも、確認されています。

 

実験によると、1回目の想起では、思い出せた情報量が少なかったそうです。頑張って2回目、3回目と想起すればするほど、少しずつ思い出す情報量が増えました。

しかし驚いたことに、事実と異なる誤った情報の方が、急激に増えてしまったのです。

 

興味深いことに、実は1回目の想起では、事実と異なる記憶はまったく生まれていませんでした。

何かについて、繰り返し思い出そうとしたとき、偽りの記憶がつくり出されていたのです。

 

嫌な思い出を、繰り返し思い出すと危険!

 

あなたが過去に嫌な経験をして、そのことについて何度も何度も思い出してしまうとします。

「あの人は、こんなことをしてきた」「周りからこんな風に思われたり、言われたりした」

 

実は、これは危険なことです。

・実際には一部の心無い人が言った言葉を、周囲の人、全員の考えかのように思い込んでしまう

・自分がされた意地悪は「理不尽なものではなく、正当なことだったんだ」、自分が悪いんだ、意地悪されても仕方がなかったんだと、自分の苦痛が大きくなる方へ考えてしまう

 

このように、自分の記憶の中にある情報をウロウロ探していると、記憶に飲み込まれてしまい、どこまでが本当にあったことなのか、自分でも分からなくなってしまう危険性があります。

 

実際には、あなたに同情している人や、真実を知っている人もいたかもしれません。

 

しかし、何度も思い出すうちに悪い記憶は上書きされ、強固なものとなり、また正確さが失われた状態で、忘れられないトラウマとなっていきます。

トラウマを受けた直後よりも、時間が経つにつれて、心的な傷は大きく広がっていくと考えられます。

 

トラウマを断ち切る方法

 

どうすれば、私たちは過去の悪夢から解放されるのでしょうか。

唯一の方法は、「現実の情報」を更新することです。

 

そうは言っても、意地悪した本人と再会するのは厳しいと思います。たとえば、その当時に周囲にいた第三者から、客観的な話を聞いてみるのも良いかもしれません。

「みんなは、こう思ってたよ」「あの人は、他にもこういうことやってたよ」など。

 

記憶のエラーを正すことで、膨らみ過ぎた悪い記憶や、恐怖心から目を覚ますきっかけになるかもしれません。

 

時間が経つと事実や情報が歪むだけでなく、「あのとき自分自身はどう感じたのか」という、自分の感覚や直感に関する記憶も、おぼろげになってしまいます

 

そのような不確かな過去に、怯える必要はないのです。トラウマは、あなた自身が作り出したものであり、現実には存在しないのです

あなたが”うなされている”それは、終わったことであり、同じことが起こることはもうありません。

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